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アウトドアサウナを楽しむ

水の音、木々の揺れ、鳥のさえずり。
自然の中でじっくりととのえる、そんな時間があります。
ここでは、アウトドアサウナの楽しみ方を、初心者向けの基本からアイテムの選び方まで、わかりやすく紹介します。

  • はじめてのアウトドアサウナ
  • “ととのう”メカニズムとサウナの健康効果
  • 季節ごとの楽しみ方夏vs冬
  • 必要な持ち物&おすすめアイテム

はじめてのアウトドアサウナ

「外でととのう」って、どういうこと?「外でととのう」って、どういうこと?

アウトドアサウナは、風や光、音までもがととのいの一部になる、五感で味わうサウナ体験。
屋内では得られない感覚が、そこにはあります。

薪の音、冷たい川、空の広さ

サウナの中で聞こえる薪の音。目の前には、冷たい川と、大きく開けた空。薪がパチパチと燃え、じんわり身体があたたまる。
汗をかいたら大自然の水風呂へ。一歩、二歩。水に足を入れた瞬間、世界が切り替わる。

火照った身体を大自然で冷やしたら、この上なく贅沢な気持ちに。身体を拭いたらあとはゆったり椅子に腰掛け、ただ風に吹かれるだけ。
「ととのった」というより、心身が「ほぐれる」至福の感覚です。

街のサウナと、なにが違う?

外でととのう魅力は、“自然と一体になる”こと。
サウナ内の熱気も、外気の風も、水の冷たさも、すべてがダイレクトに身体に届く。
それは、サウナが自然の中に溶け込んでいるから。

屋内サウナのように整備された安心感はないけれど、そのぶん五感が開きやすい。
ちょっと不便で、ちょっと新鮮。
そんな“体験”をまるごと楽しむのが、アウトドアサウナの醍醐味です。

テント?バレル?
サウナの「形」にも違いがある

アウトドアサウナには、いくつかのスタイルがあります。
水辺のそばに設置できる「テントサウナ」や、形が可愛い「バレルサウナ」。こだわり抜いた小屋やログのサウナ。蔵を改造した蔵サウナなどなど。

熱の入り方や居心地、景色の切り取り方まで、サウナの形で体験も変わります。”ととのう”にも個性があるーそれがアウトドアサウナの面白さです。

“ととのう”メカニズムと
サウナの健康効果

「ふわっ」と軽くなる、あの感じ。実はちゃんと理由がある。「ふわっ」と軽くなる、あの感じ。実はちゃんと理由がある。

“ととのう”って何だろう。サウナ好きが口をそろえるあの感覚には、
実は科学的な裏づけがあります。

ととのうって結局なに?

火照った身体を水で冷やし、椅子に座って空を見上げる。
次の瞬間、頭の中が静まり返って、ふわっと意識がほどける——
あれが「ととのう」という感覚。

眠いわけでもなく、完全に目が覚めているわけでもない。
どこにも力が入っていないのに、芯はクリアに冴えている。
リラックスとは少し違う、“脳がノイズを手放す”ような瞬間です。

サウナの“順番”には意味がある

サウナ → 水風呂 → 外気浴。
この流れには、身体を整えるためのメカニズムがちゃんとあります。

熱で交感神経が活性化し、水で一気に冷却。
そのあと自然の風にふかれることで、副交感神経がじんわり働きはじめる。
血流が促され、呼吸が深くなり、体の緊張がほどけていく。
結果として、睡眠の質が上がる・集中力が増す・心が落ち着くといった変化が起きるのです。

自然の力で、もう一段深く

薪などの自然の恵みで温まり、外に出れば川の音、木々の匂い、空の広さ。
アウトドアサウナでは、自然そのものが“ととのい”のギアをもうひとつ引き上げてくれます。

人工的な音も光もないから、風の音や木の揺れといった小さな感覚に自然と意識が向く。
それだけで、心の奥がふっとほどけていく。

外だからこそ味わえる、“至福のととのい”が、そこにあります。

季節ごとの楽しみ方夏vs冬

アウトドアサウナは、季節と対話するアクティビティ。アウトドアサウナは、季節と対話するアクティビティ。

風の匂い、水の冷たさ、空の色——その季節ならではの“味わい方”があります。

夏サウナ:ひかりと開放感

強い日差しの中、じっくり汗をかいてから川に飛び込む。
身体が冷えていく感覚が、まるごと心地いい。
そのまま木陰に移動して、イスに座って風にふかれる。

肌に抜ける心地いい風、ハンモックに揺られる昼下がり、冷えたドリンク。
夏のサウナには、開放感と高揚感が詰まっています。

冬サウナ:熱と静けさのコントラスト

白く凍った空気の中、薪ストーブの熱が身体を芯まで温める。
十分に温まったら、雪の上に出て深呼吸。
ふかふかの雪に寝転ぶだけで、余計なことがすっと消えていく。

あたたかい飲み物を片手に、焚き火を眺める時間も特別。
澄んだ空気と冬景色が、冬の味わいを深くしてくれます。

季節が変われば、“味わい方”も変わる

アウトドアサウナは、自然の変化をそのまま楽しめる体験です。
風の匂い、川の冷たさ、空の広さ——その日の気配ごとに、味わい方も変わっていく。

春の新緑や秋の紅葉もまた、特別な体験をくれる。
同じ場所でも、同じ体験は二度とない。それが、アウトドアサウナの面白さです。

必要な持ち物&おすすめアイテム

たくさん揃えなくても大丈夫。 でも、こだわるともっと深まる。 たくさん揃えなくても 大丈夫。でも、こだわると もっと深まる。

何を持っていけばいい?初心者でも安心な持ち物と、あると嬉しい道具をご紹介。

水着・タオル・サンダルがあればOK

アウトドアサウナって、準備が大変そう?
実は、水着・タオル・サンダルさえあれば始められる施設がほとんどです。また、多くの場所ではレンタルも用意されていて、スタッフがやさしく案内してくれることも。

はじめて行くときは、最低限の準備だけで十分。
“たくさん揃えなくても楽しめる”のが、アウトドアサウナのいいところです。

こだわり始めると楽しくなる

何度か通ううちに、“自分が好きな過ごし方”が少しずつわかってきます。
休憩のときに使いたい椅子、肌触りのいいタオル、ポンチョやサウナハット。
道具にこだわることで、サウナの気持ちよさがもう一段深まっていきます。
たとえば、ハーブを持参してロウリュ水に入れたり、焚き火の前でスープを飲んだり。

そんな小さな“こだわり”を加えるだけで、サウナ時間が少しずつ“自分のもの”になっていきます。

あると嬉しいアイテムたち

サウナの時間をより心地よく、自分らしくしてくれるアイテムたちをいくつか紹介します。

・水着・サンダル・タオル(基本装備)
・サウナハット・ポンチョ・サウナマット(体温調整・快適性アップ)
・折りたたみチェア・ハンモック(休憩スペースを自分好みに)
・アロマオイル・マイボトル・軽食(体験の質アップ)
・クーラーバッグ・日除け・防寒アイテム・虫除けアイテム(季節対策)

多くの施設では、こうした道具のレンタルや販売もあります。
持ち込みOKな場所では、自分らしい道具を使って“ととのい方”を見つけていくのも楽しみのひとつです。

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